山岳新校「みちのり」2023年度秋期プログラム参加…

山岳新校「みちのり」2023年度秋期プログラム参加者を募集します!

撤退学研究ユニット

投稿者:松岡慧祐

「山中でこれからを生きる「知」を養う」をテーマに、奈良県南部に学びの場を作る試み、「山岳新校」。そのひとつである「みちのり」の2023秋期プログラム参加者を募集します。

〇「みちのり」とは?

「みちのり」は、学ぶこと、働くこと、楽しむこと、つながること、支え合うこと・・・といった営みが融合した生き方を探る、学びのコミュニティです。

▶朝から晩まで職場で働き、帰ったらクタクタで眠るだけ。こんな毎日でいいの?
▶やりたいことがある。家族をもっとケアしたい。心身を休めたい。そのためには、今の仕事を辞めないと。けど、いったん辞めたら人生詰んでしまうんじゃ?

こんな疑問・不安をもつことはありませんか?仕事とプライベートは混同したらダメ。遊び気分で仕事はするな。こんな生き方・考え方は、歴史的にみてもグローバルにみても、けっしてスタンダードではありません。生きていく上での、学ぶこと、働くこと、楽しむこと、つながること、支え合うこと・・・といった営みは、本来、今ほど乖離していませんでした。
各々の営みが乖離しない、豊かな生き方。戦後日本がスタンダードとしてきた生き方の、オルタナティブとも言えるでしょう。「みちのり」では、そんなオルタナティブな生き方を、様々な学びのプログラムを通じて共に探っていきます。

〇2023年度秋期プログラム

オンラインと対面を組み合わせた、以下のプログラムを予定しています。対面プログラムでは、奈良県五條市と東吉野村で、オルタナティブな生き方を研究・実践されている方々との対話を楽しみながら、学びます。

今期も、生活から生み出す「ナリワイ」(やればやるほど頭と体がきたえられ、仲間が育つ仕事)の研究・実践に取り組んでおられる伊藤洋志さん、「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター青木真兵さんのプログラムがあります。また、今期は五條の「柳澤果樹園」の柳澤佳孝さん、「GOJOチャレンジ」の木村航さん、「イトバナシ」の伊達文香さんたちにお話をうかがう機会も。さらに、「CULNAリバーベース」辰巳信平さんのコーディネートで、穴掘り&竹小屋づくりに挑戦するプログラムもあります!

・そのほか、対面プログラムには、陸前高田市で「よりよく生きる」ことを自分たちで探求するための学び舎「Change Makers’ College」をひらいている岡田勝太さん、「撤退学」の堀田新五郎さんほか「みちのり」スタッフも参加します。一緒に楽しく学び、対話し、考えましょう!

デジタル版のチラシはこちらからダウンロードできます
PDF・2MB

<オンラインプログラム>
開講・全体ガイダンス:9月30日(土)13時~13時50分
プログラム1:9月30日(土)14時~15時50分 伊藤洋志さん(ナリワイ)のお話
プログラム2:9月30日(土)16時~18時 伊達文香さん(株式会社イトバナシ)のお話
プログラム3:10月7日(土)16時~18時 撤退学研究ユニットメンバーのお話&フリートーク、対面プログラムガイダンス
※関連するプログラムとして、以下のプレ・トークイベントを開催します。
 同時に参加申込ができますので、あわせてご参加ください!
9月29日(金)19~21時 トークイベント「CMC×山岳新校―オルタナティブな学びの場の可能性を考える」ゲスト:岡田勝太氏(NPO法人SET/Change Makers’ College)

<現地プログラム> 10月20日(金)~22日(日)
※各プログラムの開始・終了時刻は変更する場合があります。

〇講師・スタッフ

プログラム1,4,5,6 ※9にも参加予定

▶伊藤洋志さん(ナリワイ)
香川県出身。京都大学農学部修士課程修了。複数の生業を持つ自営業の実践と研究に取り組む。空き家の改修運営や「モンゴル武者修行」、「遊撃農家」などのナリワイや「全国床張り協会」といったギルド的団体の運営を行うほか、野良着メーカーSAGYOのディレクター、「働く人のための現代アートの買い方を学ぶ会」の共同主催。近年は海外と連携し生活文化を探求する活動にも取り組み、山岳民族のアカ族の竹建築とモンゴル移動式住居ゲルの日本への応用研究を行っている。著作『ナリワイをつくる』(東京書籍)は筑摩書房にて文庫化、韓国でも翻訳出版された。ほかの著作は『小商いのはじめかた』『フルサトをつくる』。最新刊は『イドコロをつくる-乱世で正気を失わない暮らし方』(ともに東京書籍)。

関連著書リンク:『ナリワイをつくる―人生を盗まれない働き方』(東京書籍/筑摩書房)

上記に対する鷲田清一氏の書評(ちくまweb)

プログラム

▶伊達文香さん(株式会社イトバナシ)
奈良県五條市出身、31歳。広島大学に進学後インドに渡り、女性の人身売買被害などの現状を知る。大学院進学後に休学してインドに留学し、現地NGOとファッションショーを共催。女性の活躍の場創造を目指す。その際に刺繍に出会い、刺繍ブランドitobanashiを起業。ビジコン優勝を経て法人化後、株式会社イトバナシとして奈良、広島で店舗を運営する。2022年から、カカオ豆からつくるチョコレート専門店 chocobanashiも五條市にオープン。

プログラム

▶木村航さん(G&Cコンサルティング株式会社) 
1993 年生まれ。北海道豊富町出身。2016年に同志社大学在学中に株式会社GOJOチャレンジを創業し代表取締役専務就任。将来の五條を担う人財育成を目指した学習塾を開校。
2017年 G&Cコンサルティング株式会社に異動、2020年 G&Cコンサルティング株式会社 代表取締役社長就任。

プログラム

▶柳澤佳孝さん(株式会社柳澤果樹園)
奈良県五條市西吉野町湯塩(旧西吉野村)、1973年11月6日生まれ。柳澤家の長男に生まれ20歳で就農。30歳で経営を継承して現在、6ヘクタールの柿、20アールのブルーベリー、70アールのニンニクを栽培。カフェやグランピング施設も経営している。

プログラム

▶辰巳信平さん(CULNAリバーベース)
CULNAリバーベース案内係。天文学者になるつもりで大学院まで進学するが、カヌーに出会いドロップアウト。I&I Paddles を立ち上げ関西各地でカヌーツアー・レッスンを行う。2021年、吉野川沿いに荒廃した民家を発見、開墾に着手。雑草と竹に翻弄されながら遊べる”野良庭”作りに奮闘している。関西大学非常勤講師。

プログラム10 ※9にも参加予定

▶青木真兵さん(人文系私設図書館ルチャ・リブロキュレーター)
1983年生まれ、埼玉県浦和市に育つ。「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信がライフワーク。2016年より奈良県東吉野村に移住し、自宅を私設図書館として開いている。著書に『手づくりのアジール──土着の知が生まれるところ』(晶文社)、妻・青木海青子との共著『彼岸の図書館──ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)、『山學ノオト』シリーズ(エイチアンドエスカンパニー)、光嶋裕介との共著『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡』(灯光舎)などがある。

人文系私設図書館ルチャ・リブロ https://lucha-libro.net/

関連著書リンク:『彼岸の図書館ーぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)

プレ・トークイベント ※2~9にも参加予定

▶岡田勝太さん(NPO法人SET、Change Makers’ College)
NPO法人SET理事。2013年Change Maker Program発起。Change Makers’ College学長。デンマークの成人教育機関「フォルケホイスコーレ」と国内の連携を推進。実践分野は人の発達に関する関係性やコミュニティデザイン。著作に「フォルケホイスコーレのすすめ デンマークの「大人の学校」に学ぶ」(共著、花伝社、2022年)などがある。

その他の対面プログラムに参加予定の撤退学研究ユニットコア・メンバー&スタッフ
堀田新五郎・林尚之・梅田直美・桑木野真理子・松田史奈

〇募集対象・定員

対象:18歳以上
定員(対面プログラム):15名
※定員を大幅に超える応募があった場合は、応募理由等をもとに選考いたします。

〇応募方法

・以下の応募フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/Nt7Yux4tXzFWKm8K6

・締め切り:2023年9月26日(火)23時
 ※対面プログラム応募者多数の場合は、選考結果を9月28日(木)までにご連絡します。

〇参加費

・参加費は無料です。ただし、対面プログラム参加に伴う交通費・宿泊費・食費等の実費は各自負担となります。

〇対面プログラム実施期間の宿泊について

・10月20日・21日の宿泊については、五條新町通り近くの以下の宿泊施設の部屋を一定人数分確保しています。別施設での宿泊をご希望の場合は、各自でご手配ください。詳細は、対面プログラム参加決定後に改めてご案内いたします。
▶「滞在交流ラボ 標」(和室の相部屋/1泊3千円程度・食費別)
 ※古民家をリノベーションした施設です。
▶「リバーサイドホテル」(洋室の個室/1泊7~8千円程度・食費別)
・20日は、プログラム5で建てたゲルに宿泊することが出来ます(4名まで/寝袋・マット持参)。
・宿泊を伴わない日帰り参加も可能です。

〇その他

・部分参加も可能です。ただし、対面プログラムの応募者が多数の場合は、全日程参加可能な方を優先して選考いたします。
・参加者・スタッフ・地域の方々がともに安心してプログラムを楽しめるよう、マスク着用など新型コロナウイルス等感染防止対策にご協力をお願いいたします。(詳細は応募フォームに記載の内容をご確認ください。)
・本プログラムの様子の一部は、写真・映像等として記録し、WEBサイト・広報物・報告書等(書籍含む)に掲載させていただく予定です。(詳細は応募フォームに記載の内容をご確認ください。)

〇問い合わせ先

奈良県立大学地域創造研究センター撤退学研究ユニット
山岳新校「みちのり」スタッフ(梅田・林・桑木野・松田)
michinori.sangaku[at]gmail.com
([at]の部分を@に変えてお送りください。)