テンギョー・クラ写真展「AFTUR-N」関連イベントに登壇(7/4)

アフリカ現代美術研究ユニット(※2022年9月30日をもってユニット活動を終了)

投稿者:西尾美也

本展では、テンギョー・クラ氏がアフリカの国々で訪れた福祉施設での交流を描いた24点の写真が展示されます。西尾は7月4日の関連イベントに登壇します。

会期:2022年7月1日(金)〜4日(月)11:00〜21:00
会場:STUDIO WASABI ARCHITECTURE(東京都墨田区京島3-13-7)

関連イベント
July 1st (Fri) 19:30-20:30
“Opening Talk”
建築家・ギャラリーオーナーのラファエル・バルボア氏とテンギョー・クラによるオープニングトークおよびテンギョー・クラによる作品解説

July 1st (Fri) 20:30-21:30
“Talk and Djembe Performance”
ジェンベ演奏家の加藤タクミ氏とテンギョー・クラによるアフリカンエクスペリエンストーク、前後にタクミさんによるジェンベ演奏あり

July 2nd (Sat) 19:30-21:00
“Talk Session”
アーティスト・映画評論家のヴィヴィアン佐藤氏、詩人の菅原敏氏と、テンギョー・クラによるフリースタイルトークセッション

July 3rd (Sun) 16:00-17:30
“Talk Session”
映画監督・映像ディレクターの佐々木誠氏、デザイナーのライラ・カセム氏と、テンギョー・クラによるフリースタイルトークセッション

July 3rd (Sun) 19:30-21:00
“Talk Session and Coffee Night”
コーヒーカルチャープロデューサーの小島賢治氏とテンギョー・クラによるアフリカンエクスペリエンストークおよび二人によるハンドドリップコーヒーサービス

July 4th (Mon) 19:30-21:00
“Closing Talk Session”
美術家の西尾美也氏、ドラマトゥルクの長島確氏と、テンギョー・クラによるフリースタイルトークセッション

テンギョー・クラ Website:
https://vagabond.link/

ゲストプロフィール

Rafael A. Balboa(ラファエル・A・バルボア)
建築家、博士(工学)。
イタリアの建築雑誌「ドムス」の日本特派員として、東京に15年在住。東京大学大学院修士課程修了(千葉学研究室、旧安藤忠雄研究室)、同大学院博士課程修了(隈研吾教授に師事)。現在、東京大学および慶應義塾大学にて研究員を務めるほか、日本、フランス、イギリス、クロアチア、オーストラリア、アメリカ、イラン、トルコの建築関係機関で客員教授を務める。現在、「プロスト・アーバニズム」と「アーバン・テラトロジー」を中心に、都市のメタファーとダイアグラム的思考の実践と思索に関わる研究を続けている。JIA(日本建築家協会)会員。2013年より建築・都市デザイン事務所STUDIO WASABI ARCHITECTUREを共同設立・運営し、ジャカルタ、ラトビア、メキシコ、日本で都市から国内全域に渡るスケールのプロジェクトを開発した経験を持つ。2017年からは、メキシコを拠点とするCasa Wabi Foundationの東京でのアートレジデンス「Casa Nano」のディレクターに就任。2014年にオアハカ州プエルト・エスコンディードに開館した安藤忠雄設計の財団は、世界各国からアーティストを受け入れ、地域社会を支援するNPOである。

加藤タクミ(かとう・たくみ)
東京ジェンベファクトリー(TDF)工房長。www.tokyodjembefactory.com
2000年より西アフリカ全般の主に打楽器や弦楽器の修理、販売を行う。
ライブなどの演奏活動や、都内での定期ワークショップでジェンベの講師を務める。
また、毎年2月に西アフリカ、マリ共和国の首都バマコへドラム/ダンススタディーツアーを主催している。

ヴィヴィアン佐藤(ゔぃゔぃあん・さとう)
アーティスト、非建築家、美術家、映画批評家、イラストレーター、文筆家、擂り鉢地形研究、尾道観光大志、青森県七戸市キッズDQ化プロジェクト他。
芸術全般(映画・音楽・美術・建築など)の造詣が深く、ジャンルを横断して独自の見解で分析。
自身もアーティストとして活動中。 また江戸時代の歴史にも詳しく才能は多岐に渡る。
個展やヘッドドレスのワークショップを開催中。

菅原 敏(すがわら・びん)
詩人。 2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』をリリース。 以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読やアーティストへの歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演など広く詩を表現。
近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、『季節を脱いで ふたりは潜る』(雷鳥社)など。
東京藝術大学 非常勤講師。
http://sugawarabin.com/

佐々木誠(ささき・まこと)
映像ディレクター・映画監督。
1975年生まれ。主に音楽PV、CM、TV番組などの演出。映画作品に『フラグメント』(06)『インナーヴィジョン 』(13)『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』(15)『プレイルーム』(18)『ナイトクルージング』(19)など、プロデュース作品に『愛について語るときにイケダの語ること』(21)がある。CAPCOM『バイオハザード』シリーズのビハインド・ザ・シーン、フジテレビNONFIX『バリアフリーコミュニケーション 』(14)などのドキュメント演出も行っている他、紀里谷和明監督『GOEMON』(08) 夏帆主演『パズル』(14)等の脚本執筆、「TRANSIT」「キネマ旬報」等の雑誌や書籍、新聞などへのコラム寄稿も多数ある。また和田誠やロバート・ハリスらと共に映画のトークイベントも定期的に行っている。

ライラ・カセム(らいら・かせむ)
デザイナー・大学研究員。
日本生まれ世界育ちのイギリス人。人の持ち味を見つけ活かすデザインが得意。デザイナー・アートディレクターとして障害福祉や支援を必要とする現場の人々とともに、立場やアビリティ問わず一人ひとりの社会参加と経済自立につながるアート作品や商品の制作と開発プロジェクトやイベントの企画実施に国内外で取り組んでいる。主に関わっているプロジェクトとして、「シブヤフォント」があり、2021年には同プロジェクトは一般社団法人となり、現在はアートディレクターを務めている。また学生時代から定期的に通称福祉施設「綾瀬ひまわり園」で知的障害や自閉症などがある大人たちに定期的にアート支援もしている。2022年GOOD DESIGN 賞審査員に就任。2022年4月からは東京大学UTCPで特任研究員となり研究など活動の幅を広げている。

小島賢治(こじま・けんじ)
フグレンジャパン代表。バリスタ、ロースター、コーヒーバイヤー。
埼玉県出身。東京にて2年間バリスタ修行し、ノルウェー渡航。2012年、ノルウェーの首都オスロのカフェフグレンを日本の渋谷に開業する。北欧のコーヒー文化を日本に普及させる活動中。

西尾美也(にしお・よしなり)
1982年奈良県生まれ。美術家、奈良県立大学地域創造学部准教授。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。専門は現代美術、アートプロジェクト。文化庁新進芸術家海外研修員(ケニア共和国ナイロビ)などを経て現職。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で展開。ファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」を手がける。2009年に西尾工作所ナイロビ支部を、2013年にアラカワ・アフリカ実行委員会を結成し、アフリカと日本をつなぐアートプロジェクトを企画・運営している。近年のグループ展に「Study:大阪関西国際芸術祭 2022」「MIND TRAIL 2021」「東京ビエンナーレ2020/2021」など。共著に『ケアとアートの教室』(2022年、左右社)、『アーバンカルチャーズ』(2019年、晃洋書房)などがある。

長島確(ながしま・かく)
ドラマトゥルクとしてさまざまな演出家や振付家の作品に参加。劇場の発想やノウハウを劇場外に持ち出すことにも興味をもち、アートプロジェクトにも積極的に関わる。参加プロジェクトに「アトレウス家」シリーズ、「つくりかた研究所」(ともに東京アートポイント計画)、「ザ・ワールド」シリーズ(大橋可也&ダンサーズ)、「←(やじるし)」(さいたまトリエンナーレ2016/さいたま国際芸術祭2020)、「まちと劇場の技技(わざわざ)交換所」(穂の国とよはし芸術劇場PLAT)など。著書に『アトレウス家の建て方』、訳書に『新訳ベケット戯曲全集』(監修・共訳)ほか。フェスティバル/トーキョー18〜20ディレクター。現在は東京芸術祭のディレクションに関わる。東京芸術大学音楽環境創造科特任教授。