アート・ファッション・学び合いの拠点「DATSUEBA」グランドオープンのお知らせ

ファッション環境デザイン研究ユニット (※2022年9月30日をもってユニット活動を終了)

投稿者:西尾美也

この世とあの世を分かつ三途の川のほとりで、亡者の服を剥ぎとると伝えられてきた妖怪「奪衣婆」と、服を脱いで心身を浄める場に向かう「脱衣場」から、DATSUEBAは着想されました。ちょっと浮かんだ空に近いこの場所で、日常の「当たり前」を脱ぎさり、新しい気持ちでものごとを始めてみませんか。

子どもから年配の方まで、装いやアート、生活文化に関心のある誰もが、学んだり、創造的なことを試みたりできる場所です。美術家・奈良県立大学准教授の西尾美也が、大学から研究室とアトリエをまちなかへ移して開放しています。ふらりとお立ち寄りください。

〈開室日〉
毎週木・土曜日(11:00–17:00)

1月22日(土)グランドオープンの日は、奈良の伝統行事「若草山焼き」に合わせて、開室時間を19:00まで延長します(18時15分の山焼き点火の前に、花火が5分程度打ち上げられる予定です)。DATSUEBAの窓から山焼きが綺麗に見えます。ご都合良い方は、datsueba.nara@gmail.comまでご予約の上、ぜひ遊びにいらしてください。(定員10名程度)

〈DATSUEBAご活用方法〉
GALLERY & SHOP
三角屋根のユニークな展示壁で企画展をご鑑賞いただけます(無料)。
LIBRARY
芸術文化に関する約2000冊の蔵書をお読みいただけます(無料)。
LECTURE & WORKSHOP
レクチャーやワークショップなど不定期で開催されるイベントにご参加いただけます(一部有料)。
※DATSUEBAと共催で、研究や創作の成果発表などイベントの場としてご利用いただけます(曜日応相談・有料)。
CAFE
DATSUEBAの展示と関連したプレートランチ、ドリンクなどをお楽しみいただけます(有料)。

〈展覧会情報〉
企画展「いただ着ます」
会期:2022年1月22日(土)–3月26日(土)
日時:毎週木・土曜日(11:00–17:00)
※観覧無料・予約不要

関連ワークショップ「いただ着ます」
好きな「食材」と、それを連想させる不要な「服」を身につけて、参加者は集まります。前半は持ち寄った食材で「料理」をします。どんなランチができるかは、集まった食材しだい。後半は料理と同じ感覚で「服」を切ったり?混ぜたり?煮たり?して、新しい服を作ります。
※要予約(会期中の土曜日10:00–16:00で応相談)
※1グループ2人以上での参加(有料:2,000円/人)

〈お問い合わせ〉
DATSUEBA
開室日:毎週木・土曜日(11:00–17:00)

〒630-8344 奈良県奈良市東城戸町35 柴田ビル3F
Tel 080-4488-7438
Email datsueba.nara@gmail.com

令和3年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
「地域の多層化と共有空間の創造に向けた実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOU」
主催:奈良県立大学
運営体制:ディレクター=西尾美也、プログラムマネージャー=西尾咲子、プログラムコーディネーター=飯村有加・内山幸子・古江晃也、コミュニケーションデザイナー=山本あつし
制作:プログラム4「共有空間」プロジェクトメンバー[内田環、恵美須屋直樹、柿原萌未、島田貴弘、杉山貴美、照喜名恵、松本尚大、安田翔、吉田珠世麗]
協力:梅田直美、小山田徹、人文系私設図書館 Lucha Libro