ファッション環境デザイン研究ユニット (※2022…
ファッション環境デザイン研究ユニット (※2022年9月30日をもってユニット活動を終了)
RESEARCH UNIT

ファッション環境デザイン研究ユニット (※2022年9月30日をもってユニット活動を終了)

研究テーマ
服そのもののデザインだけではなく、服を着る環境やコミュニケーションをデザインする実践的研究(※肩書は当初)
メンバー
研究代表者
西尾美也(奈良県立大学 准教授)
研究ユニット員

宍戸遊美(東京ビエンナーレ2020/2021 事務局長/3331 Arts Chiyodaジェネラルマネージャー)

松本ひとみ(P3 art and environment プロジェクト マネージャー)

臼井ちか(有限会社チカソシキ 代表)

雨森信(Breaker Project ディレクター)

松尾真由子(一般社団法人brk collective 代表理事)

設置期間
2020年9月1日〜2022年9月30日
Summary
研究概要

人間は社会的・文化的身体として、生まれ育った環境における装いの方法から容易には抜け出せない。また、現代社会では新しい服がシーズン毎に生産され、デザイナーや企業は私たちに絶え間ない消費行動を促している。このように考えると、装いはある種のコミュニケーションを担う一方で、あり得たかもしれない別のコミュニケーションを遮断しているのではないか。

本研究ユニットでは、コトとしての装いのデザインという方法論によって、装いが閉ざしているコミュニケーションを装いによって取り戻すことを目的としている。これまで研究代表者が実験的に展開してきた数々の装いに関するアートプロジェクトを、よりコミュニティや人々の日常に根ざした継続的な活動へと変換することで、それを実現させたい。

研究計画

具体的には、「東京ビエンナーレ2020/2021」、「西尾美也 × 銀座の路地(仮)」、「NISHINARI YOSHIO」、その他計画中の各活動に研究代表者はアーティストとして、研究ユニット員はアートディレクターやマネージャー、コーディネーターの立場から関わりながら、実践的な研究を進める。