西日本の各地域を対象に、その地で継承されてきた固有のランドスケープ(風景・景観)の特性把握およびその評価に関する調査研究を広く行っている。行政の文化財ないし造園関連部局との連携で実施することも多い。
例えば近年では、満濃池名勝地調査委員会委員(2017・18年度)として満濃池の風景に対する価値形成過程の分析を実施し、その成果は報告書(写真1)および名勝指定記念シンポジウム(写真2)で披露した。
上記成果とも連動しつつ、(公社)日本造園学会の事業として、地域の資産となるランドスケープの事例収集およびその情報発信に従事している(日本造園学会関西支部「ランドスケープ遺産研究部会」事務局・部会長)。