地域資産としてのランドスケープ(風景・景観)の特性…

地域資産としてのランドスケープ(風景・景観)の特性把握・評価ならびに活用方法に関する調査研究および実践

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活動の名称・テーマ
地域資産としてのランドスケープ(風景・景観)の特性把握・評価ならびに活用方法に関する調査研究および実践
研究代表者
井原縁(奈良県立大学 教授)

活動の概要

①個別の調査研究

西日本の各地域を対象に、その地で継承されてきた固有のランドスケープ(風景・景観)の特性把握およびその評価に関する調査研究を広く行っている。行政の文化財ないし景観等、造園関連部局との連携で実施することも多い。

研究室単位では、2022年度より奈良市、きたまちで活動する地域団体、県内外の大学の共催による「きたまちインターカレッジコンペティション」に参加し、きたまち固有の景観資源の特性把握・評価ならびにその継承・活用方法に関する提言を行っている(写真1,2)。また、奈良県内の宇陀松山地域においても、宇陀市と連携しつつ、当該地域の景観資源に関する調査研究を続けている(図1)

写真1, きたまち景観調査(※きたまちインカレ2022最優秀賞受賞「きたまちを魅せる滞留空間の創出」における調査風景)
写真2, きたまち景観調査(※きたまちインカレ2022最優秀賞受賞「きたまちを魅せる滞留空間の創出」における調査風景)
(図1)宇陀松山景観調査の成果物として2022年度に作成したパネルの一部(計11枚中の部分抜粋)

②日本造園学会関西支部のランドスケープ遺産インベントリー作成

上記成果とも連動しつつ、(公社)日本造園学会の事業として、地域の資産となるランドスケープの事例収集およびその情報発信に従事している(日本造園学会関西支部「ランドスケープ遺産研究部会」事務局)。

リンク

(公社)日本造園学会関西支部ランドスケープ遺産研究部会「日本造園学会関西支部ランドスケープ資産」
http://landscape-kansai.jila-zouen.org/
(公社)日本造園学会ランドスケープ遺産HP
https://heritage.jila-zouen.org/
奈良きたまちインターカレッジコンペティション(奈良市ホームページ)
https://www.city.nara.lg.jp/site/naramachi/146004.html