地域映像は,それを見いだし関係者と共有することによって,地域の資源を再評価する材料とするなど,地域を考える基盤的データとして大きな意味を持っています。奈良県内では,大正末以降昭和中期頃までに撮影された映像やフィルムそのものが残されているかについて,確認は進んでいません。
奈良FAPJでは,各地に残されている奈良県内を撮影した地域映像(フィルム)を調査し,内容を分析し,過去の景観などを明らかにします。また,上映会などで地域関係者と映像を共有し,地域資源の再評価の材料としていきます。さらに,フィルムの地域での保存方法について検討し,この研究活動により,奈良県内の地域映像の確認・フィルムの保存・活用を進めていくこととしています。
奈良FAPJの活動