ブックタイトルnarapu 09
- ページ
- 10/12
このページは narapu 09 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは narapu 09 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
narapu 09
Internshipインターンシップ体験報告実習先奈良市役所 3年廣瀬綾菜地方公務員として働くとはどういうことか、具体的なイメージを持ちたかったので、志望しました。6日間の実習を通して、市役所では課ごとに全く異なる業務にあたっておられ、課内でも多岐にわたる業務をされていることを新たに知ることができました。一番印象に残っていることは信頼関係の大切さです。広報課では市民だよりの作成から移住支援に関することまで、文化振興課では文化事業の企画・運営から文化施設の管理まで幅広い業務に対して、協力しながら取り組んでいる姿を拝見して、信頼関係を築けているからこそ同時に幅広い業務をこなせるのだと強く感じました。実習参加前は、ただ漠然と地方公務員として働きたいと考えていましたが、職場を体験して、意見を交わしながら臨機応変に対応する仕事であると気づき、具体的に働くイメージを持てるようになりました。また、参加にあたり少なからず抱いていた不安も、とにかく何か新しいことに挑戦しいろいろな経験をすることで自分の自信となり、不安を小さくすることにつながりました。これから参加される学生たちも、不安なときこそ一歩踏み出してみてほしいと思います。実習先田原本町役場 2年森本葉月公共政策の策定過程に関心があり、また、公務員に求められるスキルを学んでおきたいと思って、インターンシップに参加しました。企画財政課では、行政改革大綱や実施計画への理解を深め、「広い視点と細かい視点で物事を考えること」が非常に重要だと感じました。環境未来推進課の業務として、リサイクル品の回収・分別やSDGs・リサイクルの展示の見直し作業に取り組んだ際は、どうすれば住民の方がリサイクルに興味を持ってくださるかを考えました。また、住民の方とコミュニケーションをとる機会もあり、一つ一つの小さなコミュニケーションを大切にしていくことで、住民の方々と信頼を築いていくことができるのだと思いました。7日間で複数部署を体験し、「まちづくり」のスケールの大きさを改めて学びました。自分が想像していた以上に周辺市町村や民間企業との連携が多く、庁内でも課をまたいでのやりとりが多いことなどを知りました。今後は、新たな視点からまちづくりを捉えていきたいと思います。実習先ホテル日航奈良 3年樋口敬大宿泊業界の仕事の内容について、深く学びたいと考え、志望しました。インターンシップを通して、2つのことを学びました。1つめは、お客様を気遣う精神です。今回取り組んだハウスキーピングとロビーのどちらの業務でも、お客様に快適に過ごしていただくための工夫を垣間見ることができました。ホテルで働く全ての人が、“お客様のために”という共通の想いを持って、ワンチームで働かれているように私の目には映りました。ホテルには観光やビジネスなど様々な目的を持ったお客様が宿泊されるので、一人ひとりのお客様に寄り添った対応(気遣い)が大切だということを学びました。2つめは、サービス業の奥深さです。特にロビー業務ではお客様と接する機会が多く、お客様から感謝の言葉を伝えられた際はとても嬉しい気持ちになりました。初めは上手くいかないこともありましたが、質問には誤った情報を提供しないようにフロントでの確認を心がけたり、よく聞かれる質問はマニュアルを作り自信を持って対応できるようにしました。外国人のお客様には、拙いながらも英語で対応することもできました。サービス業は大変だというイメージがありましたが、実際に取り組んでみると、大変さ以上にお客様の期待に応えることができたというやりがいが勝ることに気づきました。9