ブックタイトルnarapu 08

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概要

narapu 08

参加学生による振り返り私たちのチームは、ならまちから猿沢池までの道のりをガイドしました。初めにどのようにすれば飽きずに見てもらえるかということを考えました。その結果、カメラがブレないように持って景色をきれいに見せること、ツアーに参加している気分を味わえるようにすることの2つを意識してツアーを作ることにしました。何度も道順を確認し、カメラを上手く使いこなせるようにしました。また事前にシンガポールの学生から質問を募集したり、ミニクイズを考えたりして対話しているようなツアーにしました。本番ではハプニングもありましたが、「楽しかった」と言ってもらえたのでとても嬉しかったです。楽しんでもらいたいという気持ちが1番大切なことだと学びました。(地域創造学部3年中谷ゼミ田中杏佳、上島小和、宇田奈那子)私たちのチームでは、ツアー内で実際に鹿に鹿せんべいをあげ、その様子を楽しんでもらいました。奈良公園の紅葉は少し散ってしまっていて、オンラインで見てもらえないのは残念でしたが、事前に撮っておいた写真を使って、綺麗な頃の様子を紹介しました。もう一つ、私たちが伝えたかった二月堂からの夜景の美しさも、写真にはなりましたが見てもらうことができました。どのように魅力を伝えたらいいのかを考えるのは難しかったのですが、チーム内でアドバイスし合いながら、私たちらしい奈良公園の紹介ができたのではないのかと思います。(地域創造学部3年中谷ゼミ南里真帆、酒井春陽)今回、オンラインツアーを通して海外の人たちと交流できることに興味を持ち参加しました。最初は2年生が私だけだったので不安を感じていましたが、事前準備を通して先輩方と企画の打ち合わせを重ねていくうちに不安はなくなり、どのようにすればゲストに満足してもらえる内容になるかを積極的に提案できるようになりました。単に場所に関する情報を英訳するのではなく、どう伝えれば効率よくガイドする場所を知ってもらえるかを想定するのがとても難しく感じました。ツアー本番は大成功で終わり、その後の交流会でも多くの方と交流できたのはとても貴重な体験でした。(地域創造学部2年ラナシンハゼミ鈴木健司朗)開南大学とのオンライン交流会コロナ禍で従来の留学が困難な状況が続いていますが、国際交流の機会を提供しようと、海外協定校の開南大学(台湾)の学生と本学学生によるオンライン交流会を実施し、計23名(本学13名、開南大学10名)の学生が参加しました。開南大学の参加学生の中には、コロナ禍で本学への留学を断念せざるを得なかった学生も複数名いました。お互いの自己紹介から始まった交流会は、薬師寺准教授のゼミに所属する3年生の学生が作成した奈良観光動画の放映、双方の大学紹介と続き、ブレイクアウトルームに分かれて少人数での交流へと進みました。参加者の中には外国人学生と交流するのは初めてという学生もいましたが、時間が経つにつれ緊張もほぐれ、どんどん盛り上がっていきました。本学の学生からは「開南大学の学生の日本語力に驚いた」、「友好的かつ積極的で感動した」、「学びの姿勢が素晴らしく自分も見習いたい」等の感想が寄せられ、今回の交流から非常に良い刺激を受けたようです。留学に向けてお互いを知るきっかけとして、これからも継続して実施したいと考えています。(国際交流室職員長田富枝)8