ブックタイトルnarapu 05

概要

narapu 05

学長浅田尚紀本学のコロナ対応新型コロナウイルス感染拡大の危機感が高まる4月に学長に就任して以来、コロナ対応を中心に大学運営を行ってきました。この半年間の本学の主な動きを、国と奈良県の動向とともに振り返ってみたいと思います。4/1：学長メッセージ「新型コロナウイルスに関する緊急要請」4/6：入学式中止4/7：東京都や大阪府等の7都府県に「緊急事態宣言」発出4/8：学長メッセージ「『緊急事態宣言』を受けての対応について」4/9：奈良県「大都市・海外往来自粛」「在宅勤務」「県立学校在宅教育」等要請4/16：全国に「緊急事態宣言」拡大4/16：奈良県「飲食店等利用自粛」「イベント中止等」要請、「県有施設休止」決定4/17：「行動基準」策定4/21：奈良県「大学等休業」「遊興施設等休止」要請等4/22：遠隔授業開始4/23：「行動基準」改定5/4：「緊急事態宣言」を5/31まで延長決定5/14：39県の「緊急事態宣言」解除5/15：「行動基準」改定5/21：大阪、兵庫、京都の「緊急事態宣言」解除5/21：「学びの継続のための『学生支援緊急給付金』」受付開始5/25：全国の「緊急事態宣言」解除5/29：奈良県「県立学校段階的再開」「外出自粛段階的緩和」「休業要請解除」等5/29：「行動基準」改定6/19：都道府県境をまたぐ移動の自粛要請を緩和6/22：「学生生活応援金」受付開始7/22：「GoToトラベル」キャンペーン開始7/31：学長メッセージ「後学期の授業の検討状況のお知らせと夏季休業中の新型コロナウイルス感染拡大防止の注意喚起」8/5：「行動基準」改定8/8：オープンキャンパスをオンライン開催9/30：新入生対象「ウェルカムセレモニー」開催４月早々に本学のコロナ対策の検討体制を整え、クラウド型教育支援システムmanabaおよびウェブ会議システムzoomを導入し、前学期の授業は遠隔で実施することとしました。また、ノートPCやWiFiルータの貸与によるICT環境支援や、国の「学生支援緊急給付金」や本学独自の「学生生活応援金」による生活支援など、学生の状況に応じたきめ細かな支援を行ってきました。さらに、講義や学内立ち入り等の制限レベルを定めた「行動基準」を感染状況の変化に応じて改定し、安全を確保しながら教育を継続した結果、一人の感染者も出すことなく前学期の授業を終えることができました。後学期は、８月に竣工したコモンズ棟においてゼミと一部の授業を対面形式で実施することとし、学生の判断で「対面」または「遠隔」の選択を可能としました。引き続き感染状況を注視しながら安全を確保し、より良い学修環境の提供に努めたいと考えています。1