ブックタイトルnarapu 02
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narapu 02
飛鳥荘の伊藤隆司社長のお話新幹線と奈良」や、日本旅館協会関西支部連合会・奈良県支部による「日本旅館の魅力を伝える講座」などが挙げられます。日本旅館協会奈良県支部の講義においては、講義後の実地学習ということで、奈良の伝統的な旅館である飛鳥荘、四季亭の客室や宴会場などを見学しながら、旅館業の仕事内容の詳細について説明も受けました。いずれのゲスト講師の講義においても、テーマについて事前学習の上、聴講し、聴講後は、講師と学生達の間で、様々な質疑応答や意見交換が活発に行われています。地域と密着した取り組みが求められる観光行政や観光産業を担う人材の育成を大学教育の対象とするに当たっては、通常の講義、文献を通した理論的教育をしっかり行うのと同時に、学生達が生活、通学する身近な地域の現場で奮闘する観光政策担当者や観光事業の実務家による実践的な話を聴き、地域の観光の現状や課題を理解した上で、今後の改善策や展望を考える事は、極めて重要であり、教育的効果も高いと思います。また、実社会で活躍する実務家ゲスト講師の現場での実際の仕事の話を聴く事は、自らの将来の進路やキャリアデザインを考える上でも、貴重な機会となるので、今後もこうした実践的な観光教育を積極的に展開して行きたいと思っています。観光創造コモンズ教授新井直樹学びのoneシーン江の島観光に関する調査県内観光資源調査―曽爾高原熱海の観光に関する調査大仙公園景観調査4