ブックタイトルnarapu 01
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narapu 01
コミュニティデザインコモンズ―コミュニティ政策―持続可能なコミュニティ―共生・協働のまちづくりコモンズ活動事例報告コミュニティデザインについてコミュニティデザインコモンズでは、2年生と3年生で異なるシステムによって、学生個々人の希望や興味・関心に沿った学びを深めていきます。まず、2年生では、調査基礎演習とコミュニティデザインに関するオムニバス講義を通じて、コミュニティデザイン担当の全ての教員(8名)の専門領域に触れる機会を与えます。そして、学生自身が学びたいテーマについて、自ら探求することをその主たる目的としています。3年生からは、個人の研究テーマを軸に、研究指導を受ける教員を選択することでゼミを形成します。3年生で選択したゼミでの研究活動は、4年生における卒論指導の際まで継続されるため、2年間という十分な時間を使って、学生が設定したテーマに関する研究を深めていくことが出来ます。鶴谷ゼミについてコミュニティデザインコモンズに属する鶴谷ゼミでは、日本における政治・経済・地方自治に関心のある学生が集まり、現代日本の抱える社会的・政治的課題について研究を行っています。当ゼミでは、3年生の時点から学生が取り組むべき問題を自ら探し出し、主体的に調査・研究に取り組むことを望んでおります。もちろん、個々の学生がすぐに研究テーマを見つけ出し、調査や研究を実施できるわけではありません。そのため、関心のある共通の研究テーマをゼミ生達が選び出し、共同研究を行っています。この、共同研究の機会を通じて、ゼミ生達は以下の2点を学んでいきます。まず、研究とは「仮に人生の時間を惜しみなく注ぎ込んだとしても、簡単には研究の答えが出ないということに取り組んでいくものである」ということを理解してもらうことです。ゼミ生達は、現代社会の抱える課題の分析と、その解決策の探求を約1年かけて行いますが、その作業は決して容易なものではありません。そして、この作業を通じて研究における「方法論」の重要性を学んでもらうことも重要7