ブックタイトルnarapu 01
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narapu 01
C地図資料調査状況岸田資料には35mmの映像フィルムが4点残されており、大淀町からIMAGICAウェスト社にデジタル化を依頼しWEB上で閲覧できる形となりました。最も古い2巻については、調査の結果、100年ほど前の1922(大正11)年8月、内務省衛生局制作の大台ケ原・大峰山系の映像2巻と判明しました。衛生局の依頼を受けた東京の撮影技師が登山の様子を撮影したもので(写真D)、この撮影には、日本の国立公園制度をつくり「国立公園の父」と呼ばれる内務省衛生局の田村剛が同行しています。大正末期の風景を映D 1922(大正11)年8月の内務省撮影隊と同行者の写真像化したこのフィルムは、奈良県内に現存する最古の映像記録である可能性が高いものです。現在、大淀町のWEBサイトで全4点の映像が公開されています。今回の作業により、文書、地図、写真、映像などを通して大正・昭和初期の吉野地方の自然的、社会的状況を描く基礎資料の提供に貢献できたものと考えます。観光創造コモンズ教授水谷知生学びのoneシーン熱海の歴史的・文化的遺産起雲閣でのFW神戸北野異人館街でのFW奈良の資源調査FW(宇陀水分神社)明日香村景観調査FW4